2008-08

三秀舎さんでの製本

ちょっと体調を崩してまして久しぶりの更新です。

出版させてもらった「医者のいない診察室」が小部数ですが、少しずつ皆様に読んでもらえるようになり嬉しいかぎりです。

医療とは別ですが今回は製本してくれた三秀舎の担当の方たちにありがとうございましたとこの場を借りて。

通常、本の原稿がそのまま製本される事は、出版本としては、ほとんどありません。ライターが直したり、編集の担当の方が表現を変えるように進めたりします。

内容によっては話が変わる事などしばしばらしいです。

しかし今回は、表現をできるだけ素人の私の原稿を感情にそって原稿の修正や打ち合わせをしてくれました。私が今回の事を本にするときに一番嫌だったのが、美化されてしまったり、綺麗に表現されてしまう事でした。

闘病を経験された方や家族の方ならわかると思いますが、実際の闘病はそんなに綺麗な物ではないと思います。嫌な事があったり辛い事があったり、その中で良かったと思う事がある人もいれば、そのまま辛い最後をとげる人もいます。

今回制作するにあたり、いろいろな出版社を回って意見を聞いたりしましたが、やはり出版本となると、表現を変えたり、気持ちを美化した方が読みやすいという指摘もありました。

しかし今回制作を担当してくれた三秀舎さんは、素人っぽくてもありのままの表現をそのまま使いましょうと私の気持ちを組みながら原稿の修正をいれたり文字を気持ち大きめにして読みやすいように配慮したり、しかも少しの事で何度も打ち合わせるなど、少しも妥協せずにこまかな気持ちにこだわって制作できました。

今回の本を読んで頂いた方に、文章表現に素人っぽい所があるのは、私のせいですのですいません
しかし、そのぶん偽りのない本にはしあがっていると思います。

本当に今回担当してくれた三秀舎の方々に感謝します。

遺伝子治療薬

遺伝子治療とは、悪性の遺伝子などに対して、正常な遺伝子を注入して直すという治療の考え方らしいです。

日本でも、保険適応外や一般的ではないにしろ一部でいろいろ研究されているらしく治験や承認を申請している企業もあるらしい。

海外ではすでに承認されている治療薬もあり、今後の発展に期待したいと思います。

癌ではp53薬や以前書いた事のあるレキシンGなどもその部類らしく、がん治療でも副作用が少ない治療として高価ではありますが、希望する方もいるみたいです。

これからの治療薬の進歩と早く保険適応となって多くの方が選択に入れられればと思いました。

肺癌の薬は増えたが、

肺癌の抗がん剤もどんどん種類が増えました。

イレッサ、タルセバ、アバスチン、アリムタ、他

まだ国内未承認薬をあわせれば、かなりの種類の武器だと思います。しかし、実際に患者さんに伝えられるのは、本の一部に過ぎません。

私の知っている人が、今肺がんを患っていますが、担当医から伝えられるのは、
「この抗がん剤を使いましょう」としか言われません。そしてその抗がん剤の効き目が検査でないと解ると、
「今度はこの抗がん剤を使いましょう」
と言った具合です。副作用の説明などはありますが、出てくる方法は一つだけなのです。
これでは、患者に選択肢はありません。

担当医を信頼出来ているのであれば問題ないですが、他の方法を知らずに先生がこれっていうから、その方法しかないと思って、と言う患者さんも多いのではないでしょうか。

いろんな選択の中で、なぜその治療を進めるのか、しっかりとインフォームドコンセプトで担当医に話せるといいのかもしれないと思いました。

気持ちの持ち方で

癌に罹った後、家族も本人も重い気持ちになります。病気が進行していく程、辛い気持ちになります。
それは、周りの人から見ても気づくくらいで、今振り返ってみると、その辛い気持ちをほぐす事も治療なんだと思います。

癌治療との生活はその人の気持ちの持ち方で大きく変わると思います。また笑いが治療にもなるという事が立証されているように、気持ちの持ち方で治療の効果も違うと思います。

私達も、病気が解ってから、なんどかライフスタイルが変わったと思います。いい事悪い事ありましたが、一つだけ言えるのは、暗く落ち込んでいる程損な事はないと言う事です。

もし癌に罹って重い気持ちでいる時こそ一度落ち着いて、少しでも自分がしてみたい生活のスタイルを考えて見られるのもいいのではないかと思います。

そしてそれが、気持ちのゆとりを生み、良い治療につながるのではないかと思いました。

いままでの事を本にしました

 
             久しぶりの更新になります。

 去年からいままでの治療や頑張ってきた事などについての執筆をしていて、それがこの度一周忌に合わせてレンガ書房より出版される事になりました。

私達夫婦が戦ってきた事や実際の医療事情、またどういう風に家族が接していけば良いのか、同じ病気と戦っている方や、もし重い病気に罹ってしまった方に現実にあった事として、参考や少しでも励ましになればと思いました。

もしよろしければ、四月三日以降、近くの書店にておとりよせ出来ますので、ごらん頂けたらと思います。


                医者のいない診察室
                                              レンガ書房

よろしくお願いします。

医療報道

   かなり更新が遅れてしまいましたが、今年もよろしくお願いします。

最近かなり医療について、テレビでも頻繁に特集などやるようになっていますが、良い事も多い反面、報道が一歩間違えると不安を煽ったり間違った捕らえ方を視聴者がしてしまうという事です。

たとえば少し前のタミフルについても、加熱報道になり、飲んだら異常行動が起こるというイメージになっていました。確かにタミフルでそういう問題が起きたとすれば、報道する事は正しいと思いますが、どのくらいの割合で起きたのか、異常行動が出た時対処できるのかと言う話題より、症状がでる危険があるから飲むなと結論づけようとします。

しかし、実際タミフルで効果が期待できるのも事実なのですから、白か黒かではなく使い方をきちんと考えれば良いのではないかと思います。

以前、私達の時イレッサが問題になり報道の煽りで、処方中止かと噂になった事がありましたが、もし中止になっていたら、延命はなかったでしょうし、イレッサによって助かった多くの患者さんが報道の煽りで命を落としかねないという事にもなるのです。

報道のありかたがよく問われる事があると思います。私個人の意見ですが、報道する人が感情を出したり自分の気持ちを言っては行けないと思います。される側が出す感情や映像そのものを移す事が真実なのではないでしょうか。

医療などの報道こそ、重い病気を抱えた患者がいるという事を特に考え、いろんな視点から考えて報道して欲しいと思いました。

救急での受け入れ

久しぶりの更新になりますが、この頃、救急車で搬送先の病院が、受け入れ拒否をすると言う事件が何件か起きましたが、私もこの経験があるのですが、私の場合は食あたりが原因でした。

下したのが始まりで、熱が見る見る上がっていき、41度まで出ていました。そして痙攣が起きはじめたので慌てて救急車を呼ぶと、最初は受け入れ先があったのですが、私の薬に弱い体質なのでアレルギーの事を伝えると急に病院から敬遠されてしまい、結局4軒目にしてやっと受け入れてくれました。

救急隊員もアレルギーの事を隠そうかなどと言うくらい、病院が患者を選んでいるという自己体験の下にそう思いましたが、今の病院の制度そのものに問題があるのかなと思いました。

よく救急車をタクシー変わりに使うという話を聞きますが、私の意見として、救急車の有料化は賛成だと思います。その代わり、病院側にも、救急という中での搬送先の連携や診療の夜間へのスライド、その分の診療報酬などを考えてもらいたいと思いました。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

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プロフィール

さんまの父

Author:さんまの父
妻さんまの母の意思を引き継ぎ病気と闘ってる方へ少しでも役に立ちたいとブログを続けます。

さんまの母(故)29歳、肺がんの四期と診断され最初の病院で一年持たないと言われながらも、2年7ヶ月夫婦で戦って来ました。

私達の事や医療事情などを本にしました。

◎ 医者のいない診察室 ◎
 
(レンガ書房新社)¥1365「税込」

是非みなさんに読んでいただけたらと思いますご希望の方はリンクよりどうぞ

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